Rashii

愛であふれている。うちではそれが、一番大事です。

下着を販売するというよりも
お客様に喜びという価値を
受け取ってもらいたい

代表取締役社長 平久保晃世さん 代表取締役社長 平久保晃世さん

―――企業理念について、そこに込める想いを教えてください。

平久保氏:うち、いつも朝礼でみんなで大声で唱えていることがあるんです。「お客さまの喜びと感動を下着で共有する」。今年で創業30周年、これを毎日。私たちにとって下着は、ただ販売するための商品というよりも、下着を通してお客さまに喜びという価値を受け取ってもらいたいという想い、それをカタチにしたものです。店舗でフィッティングを受ける多くのお客さまは、体形の変化に感動していただけて、そしてネットやテレビショッピングのお客さまからも同じように、喜びの声を多数いただけるように、ここまで成長してまいりました。そんなお客さまの感動や喜びが、現場で働く私たちの喜びに、そして励みになっています。売り手と買い手、双方にとって喜びと感動を創造することがわれわれの役目。この価値観は今後も変わりません。永遠に変わらない。私が社長であるうちはずっと、これを追い求めていく。

与える側の幸福

笑顔のBRADELIS NewYork スタッフ 笑顔のBRADELIS NewYork スタッフ

平久保氏:6月6日が創立記念日。その日の花言葉が、ショウブの花「与える側の幸福」なんです。「与える側の幸福」という花言葉を本で見たときに、これから私たちが仕事をしていくためには、この「与える側の幸福」という理念でお客さまに尽くして、無償の愛というもので支えていくべきではないかと、ひらめくものがありました。そしてその時に生まれる喜びを共有していくことが、やっぱり私たちにとっても一番のご褒美ともなり、きっとそれは、人間が生きていくのに一番大切なことなのではないでしょうか。

企業理念

下着を媒体として希望を伝え、
お客様と信頼関係を結び、
常に時代を見つめ、
人を見つめる企業であり続ける

ファーストブラから墓場まで。

―――ホームページに「ファーストブラから墓場まで」と書かれています。すごいと思いました。

平久保氏:ファーストブラはお嬢さまが初めて着けたブラジャー、それがBRADELIS New Yorkだったらうれしいですし、そこから親子3代ずっとサポートできたら ― そんな想いが「ファーストブラから墓場まで」のキャッチフレーズに込められています。親子3代、世代を超えて通っていただけるようなお店づくりを目指しています。女性は一生、どの瞬間も、いつも輝いていてほしい。

下着にもTPOというのがあります。時や、シチュエーションや、場所、そこにふさわしいものを選ぶこと。BRADELIS New Yorkは、どんなときでもその場にふさわしい下着をお客さまに提供したい。BRADELIS New Yorkの価値は、「シルエットをきれいにしたい」というお客様の希望が根底にあって、それにこたえること。お休みのときも、お仕事を頑張っているときも、デートのときも、勝負下着も、そして5年後10年後の美しさのためにも、どの瞬間もお客さまが持つ本来の美しさを引き出す。そんな “BRADELIS Beauty”をお届けしたい。

ゴールドフラッグの企業理念の中で、特に印象的なのは「下着を媒体として」の件です。下着を“メディア”と捉え、お客様とのコミュニケーションツールとして捉える。モノからコト、コトからココロへ、お客様に感動を与え、その感動を共有しあうことで、ゴールドフラッグ自身も一緒に幸せになる。この「お客様との絆」をつくっていくことこそがゴールドフラッグのパーパスであると感じました。まさに情緒的な共通価値の創造と言えるのでは。その「お客様との絆」はどのように生み出しているのでしょうか?次はゴールドフラッグの感動を生み出すしくみに迫ります。

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